Vistaの地平
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Windowsミーティング・スペースの実行
以下、Windowsミーティング・スペースの使い方について説明する。
まず[スタート]メニューの[すべてのプログラム]−[Windows ミーティング スペース]を実行する。最初にWindowsミーティング・スペースを起動すると、[Windows ミーティング スペースのセットアップ]という画面が表示されるので、[はい、Windows ミーティング スペースのセットアップを続行します]を選択、実行する。すると[近くの人との接続]というダイアログが表示されるので、自分自身の表示名を設定して、[OK]をクリックする。次のような画面が表示されるので、以下、ミーティグの設定を行う。
新規のミーティング・セッションの作成 | |||||||||||||||
Windowsミーティング・スペースでは、最初にミーティング・セッションを作成する。 | |||||||||||||||
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セッションのオプション指定 | |||
オプション設定から、自動的にアドホック・ワイヤレス・ネットワークを構成して利用することも可能。アドホック・ワイヤレス・ネットワークを利用すると、有線LANケーブルや無線LANのアクセス・ポイントがないときに、無線LANを搭載した2台のPC間で通信できるようになる。 | |||
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■ほかのユーザーの招待
以上の操作でWindowsミーティング・スペースが起動するが、まだ自分自身しか参加していない。次は右側のペインにある[招待]をクリックして、ほかのユーザーを招待する。
■招待される範囲の設定
ほかのユーザーからの招待を受信することを制限したい場合は、[コントロールパネル]の[近くの人との接続]を使って、People Near Meの利用を許す範囲を制限できる。
招待される範囲の設定 | |||
[コントロールパネル]の[近くの人との接続]で、People Near Meの招待を受信する範囲を制限できる。事前にデジタル証明書をアドレス帳に登録した「信頼できる人」からのみ招待を受け付けることも可能。 | |||
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■招待される側の対応
Windowsミーティング・スペースで招待されると、招待された側に次のようなダイアログが表示されるので、[表示]ボタンをクリックして招待の内容を確認する。
招待の許可 | |||||||||
招待を受けると詳細が表示され、アプリケーションを起動するかを選択できる。 | |||||||||
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Windowsミーティング・スペース利用中の画面 | |||||||||
ミーティング・セッションに接続すると、ファイルの共有や操作画面の共有などができる。
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■
最後に
ここまで紹介してきたように、Windows VistaはIPv6に対応したことによって、ネットワークの新しい利用法を提案している。IPv6の仕様が策定されてすでに10年以上が経過している。Windows Vistaに実装されたIPv6を活用した新しいアプリケーションが次々に登場することが、インターネットの発展、そして人と人のコミュニケーションをより豊かなものに変えてくれるのではないだろうか。
INDEX | ||
Vistaの地平 | ||
第10回 IPv6を取り込んだVistaのネットワーク機能 | ||
1.VistaのIPv6サポート | ||
2.IPv6で始まる新しいエクスペリエンス | ||
3.Windowsミーティング・スペース | ||
「 Vistaの地平 」 |
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