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10BASE-T

【テン・ベース・ティ】

最終更新日: 2001/07/04

 10Mbpsのイーサネットにおける物理層の仕様の1つ。この10BASE-Tでは、接続に最大セグメント長が100mのツイストペアケーブルを利用する。「10」はデータ転送能力である10Mbpsを、「T」はツイストペアケーブルを意味する。

 10BASE-Tでは、ハブ(hub)と呼ばれる集線装置を中心にしてノード同士がスター状に接続される。接続に使用するツイストペアケーブルは、他の10BASEイーサネットに比較しても最も配線が容易だが、以前はハブが高価だったため、ハブを使用せずに直接同軸ケーブルをネットワークカードに接続できる10BASE2を利用する例も少なくなかった。しかし現在では、ハブの価格が劇的に低下したことから、最も一般的な10BASEイーサネットの形態となっている。接続する台数を増やしたいときは、ハブ同士をカスケード接続したり、スタッカブルハブのポート増設したりすることによって対応できる。

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