Webフォルダ (Web folder)
【ウェブ・フォルダ】
最終更新日: 2001/07/11
Webサーバをあたかも通常の共有ファイルサーバのようにして利用可能にする機能。1999年にMicrosoft社が発表したWindows用Webブラウザ/シェルソフトウェアのInternet Explorer 5.0において組み込まれた。
このWebフォルダは、WebDAV(World Wide Web Distributed Authoring and Versioning)と呼ばれるインターフェイスを利用して、Windowsの共有フォルダ機能を実現する。WebDAVは、WebクライアントとWebサーバ間の通信プロトコルであるHTTPを拡張し、Webクライアント側からWebサーバ側へのドキュメントの発行を可能にするための拡張仕様。これによりNetBEUIなどのプロトコルをサポートしないWebサーバにおいても、WebDAV機能を追加するだけで、Windowsクライアントから利用可能な共有フォルダを提供することができるようになる。米国Microsoft社のホームページでは、UNIX版のWebサーバを含めて、多数のWebサーバ製品向けのWebDAV拡張モジュール(FrontPage Server Extension)が無償配布されている。
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