CIR (Committed Information Rate)
【シー・アイ・アール】
最終更新日: 2000/07/11
(フレームリレー)ネットワークにおいて、保証されている最低限のデータ伝送速度。「認定情報速度」ともいう。(フレームリレー)ネットワークでは、ネットワーク全体のトラフィックが増加してくると、1回線当たりの伝送速度を落として、他の回線の通信を妨げないようにするが、このときどこまで速度を落とすことができるかを決める値がCIRである。たとえば、128kbpsの通信回線において、CIR=8kbpsならば、最低でも8kbpsの速度での通信が保証されるということになる。もちろん、最高値は回線速度の128kbpsである。
フレームリレーをバックボーンに使ったNTTのOCNエコノミーサービス(128kbpsのインターネット常時接続サービス)では、最大で24回線(24ユーザー)で128kbpsの上流への回線を共有しているが、このサービスではCIR=0bpsなので、混雑していると、場合によってはまったく通信できなくなる可能性がある。その分、他のインターネットサービスプロバイダが提供しているインターネット接続サービスよりも、安価になっている。
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