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コンソリデーション (consolidation)

最終更新日: 2004/06/18

 consolidationは「整理統合」の意味で、IT分野では、複数のコンピュータやアプリケーションを整理統合して減数することで、管理コスト(TCO)やソフトウェアのライセンス・コスト低減を図る際に使われる。「サーバ・コンソリデーション」「データベース・コンソリデーション」など。

 変化の激しいIT分野では、そのときどき時々に必要な領域に対して必要な情報システムが開発され、運用されることが多い。この際には、目的や予算に応じてハードウェア・システムやソフトウェアを選択することになるが、周囲の環境は時代時代で変化するため、そのときどき時々で最適なシステムを選択すると、プラットフォームやベース・テクノロジが不統一になる可能性が高い。

 異なるプラットフォームやテクノロジからなる複数の情報システムを統合的に管理することは容易でない。また、管理しなければならないサーバ・ハードウェアの数が多いだけでも、セキュリティ・パッチの管理など日々のメンテナンスにかかる負担が増加する。

 このような問題に対し、性能が向上した新しいハードウェア/ソフトウェアを利用して、複数のシステムを1つにまとめ、可用性向上や管理コストの低減を図るのがコンソリデーションである。

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