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メカニカルマウス (mechanical mouse)

最終更新日: 1999/06/18

 マウスの内部にボールを組み込み、これを机上とを接触させて回転させ、その回転量をマウスで検出することで、マウスの移動量を検出する方式のマウス。

 マウス内部では、上下方向(縦方向)と左右方向(横方向)の移動量を検出するためのローラーをそれぞれボールに接しておき、各方向の移動量をローラーの回転数で計数、その結果をパルスとしてコンピュータ本体に通知する。

 マウスが登場して以来、一般にマウスといえばメカニカルマウスを指す。メカニカルマウスの長所は、機構が単純なため製造コストが安価であること、ボールさえ回転できれば、場所を選ばずどこでも利用できることである。一方の欠点は、机上にゴミやホコリなどがあると、マウス内のボールがそれらを巻き込んでしまい、マウスポインタをスムースに移動できなくなる場合があること。またメカニカルな機構を持つことから、部品の摩耗などによって精度が低下するなど、経年変化に弱いという欠点もある。

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