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GIGAMO

【ギガモ】

最終更新日: 2002/05/16

 3.5インチ型MOを大容量化するために、富士通とソニーによって共同開発されたMOの上位規格。従来の640Mbytes以下のMO製品に対しても互換性を持つ。GIGAMO対応の製品としては、現在1.3Gbytesと2.3Gbytesの製品が販売されている。

 GIGAMO規格では、MSR(Magnetically induced Super Resolution、磁気超解像)技術やランド・グルーブ記録方式を使って大容量化を実現している。MSRは、多層の磁性層からなるメディアと、読み取り用のレーザー・ビーム径内の温度分布と磁性を利用して実効ビーム径を小さくし、ビーム径よりも小さな領域の磁気記録情報を読み取る技術である。またランド・グルーブ記録方式 とは、従来のようにランド部だけでなく、トラッキング案内溝(ガイド用の溝)部分にも記録する方式で、これらを併用することによって大容量化を図っている。

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