ケーブル・セレクト (cable select)
別名
・CS (Cable Select) 【シー・エス/ケーブル・セレクト】
最終更新日: 2002/07/30
IDEハードディスクにおいて、接続されたケーブル上のコネクタの位置により、マスタ/スレーブ設定を自動的に行えるようにした機能。
この機能を利用するために、ハードディスク側には、「CABLE SELECT(CS)」と表記されたジャンパ・スイッチなどが用意されている。ただしこの機能を利用するには、ケーブル・セレクトに対応した専用のIDEケーブルを使用する必要があるほか、ハードディスクの種類によっては自動設定に失敗することもある。
また、40芯タイプのIDEケーブルと80芯タイプのIDEケーブルでは、ケーブル・セレクト機能を使ったときのマスタ/スレーブの割り当てが逆になっている。すなわち40芯ケーブルでは、ケーブルの真ん中のコネクタがマスタで、端のコネクタがスレーブになるのに対し、80芯タイプでは真ん中のコネクタがスレーブで、端のコネクタがマスタになる。
こうしたことから、通常は従来どおり、手動でジャンパ・スイッチを設定することにより、マスタ/スレーブを選択するのが一般的である。
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