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インクリメント （increment）

　「increment」は「増加」、「増分」という意味で、コンピュータ関連では、カウンタなどの値を一定の値（増分）ずつ増加させることを指してこう呼ぶ。

　たとえばBASIC言語では、プログラムで次のようにループを記述する。

　For i = 0 to 10 step 2
　　　　…
　Next i

　これはループカウンタとなる変数「i」に初期値「0」を代入し、その後「Next i」が実行されるたびに、増分2をiに加えて、iが10になるまでループを実行するプログラムである。この例では、ループカウンタである変数iを、ループが1回実行されるたびに2ずつインクリメントしていることになる。

　インクリメントとは逆に、カウンタの値を一定の値（減分）ずつ減算させることは「デクリメント（decrement）」と呼ぶ。

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