デクリメント (decrement)
最終更新日: 2001/06/18
「decrement」は「減少」、「減分」という意味で、コンピュータ関連では、カウンタなどの値を一定の値(減分)だけ減算することを指してこう呼ぶ。
たとえばBASIC言語では、次のようにプログラムループを記述する。
For i = 10 to 0 step -2
…
Next i
これはループカウンタとなる変数「i」に初期値「10」を代入し、その後「Next i」が実行されるたびに、減分2をiから減算して、iが0になるまでループを実行するプログラムである。この例では、ループカウンタである変数iを、ループが1回実行されるたびに2ずつデクリメントしていることになる。
デクリメントとは逆に、カウンタの値を一定の値(増分)ずつ加算させることは「インクリメント(increment)」と呼ぶ。
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