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ステルスコールバック (stealth callback)

最終更新日: 1998/11/17

 ISDNのTAなどを使ったダイヤルアップサーバにおいて、実際には着信することなく、クライアントに対してコールバックする方法。一部のTAなどで実装されている機能。

 ISDN回線に接続されたTAなどに対して、発信者番号通知を付けて呼び出しを行うと、着信側(ダイヤルアップサーバ側)では、どの回線から電話をかかってきたかということが、実際に着信・応答する前に分かる。そこで、この状態で着信を拒否し、改めて逆にサーバ側からその電話番号に対して発信すると、通常のコールバック呼び出しと同様の効果がありながら、発信者側には通話料の負担がいっさい発生しない。この機能をステルスコールバックと呼ぶ。ただし、このようなISDN回線の使い方は標準的な方法ではなく、発着信ともに同じ種類のTAを使う必要がある。

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