BOOTP (BOOTstrap Protocol)
【ブート・ピー】
最終更新日: 1999/08/26
ハードディスクを搭載しないディスクレスクライアントシステムが、ネットワークアクセスを行うためのIPアドレスやサーバアドレス、起動用プログラムのロード先などを見つけだし、システムを起動できるようにすることを目的として開発されたUDP/IP上のプロトコル。
このBOOTPを利用すれば、ネットワーククライアントのIPアドレスやホスト名、ドメイン名、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイアドレス、ネームサーバアドレスなどの情報を、クライアントの起動時に動的に割り当てられるようになる。本来TCP/IPネットワークでは、各クライアントごとにこれらのネットワークパラメータを設定する必要があるが、BOOTPを利用すれば、クライアントの管理をサーバ側で集中的に行えるようになる。
このBOOTPをベースとして、一部を改良したDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)がその後開発され、広く利用されるようになった。
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