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NEC、ERP・開発環境・業務可視化ツールをセットにした新EXPLANNERシリーズを発売

2006/5/24

　NECとNECソフトは5月23日、中堅企業向けERPソリューションの新製品「EXPLANNER/Ai（エクスプランナー・アイ）」を開発し、業種向けERPソフトや開発環境、業務可視化ツールを組み合わせた新「EXPLANNERシリーズ」を販売を開始すると発表した。

　「EXPLANNER/Ai」は、中堅企業向けERPソリューション「EXPLANNERシリーズ」の中核となる販売・会計・人事給与・債権／債務パッケージ「EXPLANNER/A」を、NECのシステム構築統合開発環境「SystemDirector Enterprise」上で刷新した後継製品で、機能の追加・改変などが容易で、従来のパッケージ資産の継承を可能とする。「SystemDirector Enterprise」は、NECが今年1月に発表したシステム構築統合開発環境で、開発方法論、開発基盤、サポートサービスが体系化されている。

　この「EXPLANNER/Ai」と、製造業向け「EXPLANNER/J」や建設業向け「EXPLANNER/C」を組み合わせ、業種ごとのERPソリューションを提供する。今後、食品業向け、物流業務向けが順次提供される予定。

　可視化ツールとしてサン・プラニング・システムズの「iGrafx」、IDSシェアー・ジャパンの「ARIS」を使い、内部統制などを含めたあるべき業務プロセスを立案するコンサルティングサービスも提供。この業務プロセスに基づいたシステム設計・構築および更新を「SystemDirector Enterprise」で効率的に行うことができる。

　新EXPLANNERシリーズの価格は100万円（最小構成時）からで、8月からの出荷となる。開発・サポートに関してはNECソフトに300名規模の「EXPLANNER事業部」を4月に設立、販売においてはNECグループで800名規模の営業体制を確立。3年間で800億円の売り上げを目指している。

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NECの発表資料

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