静岡銀行、バーゼルII対応を視野に内部統制管理ツールを導入

2006/5/30

 東芝ソリューションは5月29日、静岡銀行よりオペレーショナルリスク内部管理ソリューション「事務品質アラーム」を受注したと発表した。

 静岡銀行グループは、2006年度末のバーゼルII施行を受けて、オペレーショナルリスク管理における内部統制管理をサポートすることを目的に、「事務品質アラーム」を導入する。

 「事務品質アラーム」は、営業店端末やホスト上のオペレーションログなどを一元的に収集して、さまざまな視点で分析したり、重要リスク管理指標を見つけることを可能にするシステム。静岡銀行グループでは同システムで予防的な注意喚起を可能にするほか、リスクの背景要因から包括的な対応策を立案したり、リスク以外の改善状況についても経営陣を含む関係者が逐次モニタリングできる仕組みを構築する。

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東芝ソリューションの発表資料
静岡銀行

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