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三井金属グループで鍛えたSAPテンプレートを活用で協業、IBCS

2006/7/1

　アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス（IBCS）とユアソフトは6月30日、SAP製品の導入支援コンサルティングからシステム構築・運用までのサービスにおいて協業すると発表した。

　協業の内容は、ユアソフトのmySAP ERP導入テンプレート製品「リアルモデル」を活用、IBCSのSAP製品導入部隊が独自の導入方法論と併せて、顧客の導入期間の短縮・導入コスト削減を支援するというもの。

　リアルモデルは、三井金属鉱業の情報システム子会社であるユアソフトが三井金属企業グループ約60社にmySAP ERPを導入したノウハウをテンプレート化したもので、現在、中堅企業などを中心に計200社以上に採用されている。mySAP ERPを使用した場合に想定される業務プロセス、mySAP ERPパラメータ設定、アドオンプログラムおよびツール類（約200本）、ドキュメント、ユーザー向け操作マニュアルなどが用意されている。通常、1年以上掛かる導入期間を最短3カ月に短縮できるという。

　IBCSは独自のSAP導入方法論「Ascendant SAP」を活用して、顧客企業のERP導入・企業変革・イノベーション実現を支援するコンサルタント組織「バリュー・デリバリー・センター（VDC）」で、リアルモデル導入を支援する。

[関連リンク]
IBMビジネスコンサルティング サービスの発表資料
ユアソフトの発表資料

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