名古屋大学医学部附属病院、IAサーバで病院総合情報システムを刷新
2007/3/9
富士通は3月9日、同社の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を用いて、名古屋大学医学部附属病院が「病院総合情報システム」を刷新したと発表した。システムは2007年1月より稼働している。
病院総合情報システムは、電子カルテ/医事/検査/放射線/手術など、各部門システムから構成される病院の基幹システムで、24時間365日の安定稼働が求められる。
電子カルテシステムでは、旧システムでは8台のPCサーバだったものをIAサーバ「PRIMEQUEST 580」1台に統合。DBMSにはオブジェクトデータベース「Cache」を採用して、電子カルテの閲覧速度を従来の約3分の1に短縮した。同IAサーバ内ではパーティション機能により、複数パーティションに分割してそれぞれにディスクアレイ「ETERNUS4000モデル300」を接続するなどのシステムの二重化を行っている。
また、部門システムサーバにはブレードサーバ「PRIMERGY BX620 S3」を採用、SAN Boot機能により、ハードウェア故障時にも迅速なシステム復旧を可能としている。
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富士通の発表資料
名古屋大学医学部附属病院
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