千葉大学病院、連携機能を備えた新DPCシステムを開発

2006/9/28

 ニイウスメディカルシステム(NMS)は9月27日、千葉大学医学部付属病院の新DPC(診断群分類別包括評価)システムを開発したと発表した。同システムは2007年1月より稼動する予定。

 千葉大学病院ではHISシステム(病院情報システム)の一機能としてDPCシステムを運用してきたが、これを拡張性のあるシステムとして独立させ、NMSが新たにWeb版に改良・構築した。

 新DPCシステムは各システムとの連携機能を備え、HISシステムとの連携により各種医療行為の最新の実施情報を参照して、正確で効率的なDPCコーディングが可能。また、医事システムと連携することで「DPCにて判定された診断群分類」と「医事システムに蓄積された情報」の相関チェックを行い、医事部門による監査時の事務作業の負担を軽減する。

 NMSでは同システムをオンラインで提供するサービスも行っており、今後3年間で20病院以上にASP提供することを予定している。

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ニイウスメディカルシステムの発表資料
ニイウスの発表資料
千葉大学医学部付属病院

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