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東洋学園大学、2つのキャンパスをまたがるユニファイドコミュニケーションを実現

2007/5/10

　シスコシステムズは5月10日、同社のネットワーク機器を用いて東洋学園大学がネットワークを再構築し、ユニファイドコミュニケーションを実現したと発表した。

　東洋学園大学は東京都文京区と千葉県流山市にキャンパスが分散しており、従来は電話網が別々でスムーズなコミュニケーションが難しかった。同校では2007年4月の本郷校舎新築を機会に、新たなデータ通信網／電話網の整備に向け、2006年春ごろから新電話システムの導入を検討し始めた。この中で流山キャンパスを含めてネットワーク全面再構築とIP電話化を行うことが得策と判断、シスコのネットワーク機器とユニファイドコミュニケーションシステムを選択した。

　両キャンパスのコアスイッチには「Catalyst6500」「Catalyst4500」を、呼制御サーバには「Unified CallManager」を利用する。ボイスメールとして「Cisco Unity」を導入、IP電話端末は「Unified IP Phone 7911」などを約450台導入している。

　同ソリューションの導入により、教員は共有電話に自分の内線番号へのコールが受けられるようになったほか、IP電話による電話会議、内線番号表の不要化、電話増設・設定変更の容易化などが実現した。東洋学園では今後、ワイヤレスフォンの活用やIP電話と連動した受付システムの開発なども検討するとしている。

[関連リンク]
シスコシステムズの発表資料
東洋学園大学

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