東邦銀行、フィッシング詐欺対策ソリューションの導入でセキュリティ強化

2007/8/9

 セキュアブレインは8月9日、同社のフィッシング詐欺対策ソリューション「PhishWall」(フィッシュウォール)が、東邦銀行においてインターネットバンキングのセキュリティ強化策として採用されたと発表した。

 東邦銀行ではかねてより、ソフトウェアキーボードや乱数表による第二暗証などを導入し、インターネットバンキングのセキュリティ強化に努めてきた。今回、フィッシング詐欺の被害が社会問題化するとともに、金融庁から各金融機関に対し、対策を講じるよう指針が出されていることを受け、今回新たにフィッシング詐欺対策ソリューションを導入したもの。

 同行は、セキュリティレベルの高さ、顧客にとっての分かりやすさ、導入のしやすさを評価し、PhishWallの採用を決定した。顧客がPhishWallを導入した企業のWebサイトにアクセスすると、そのサイトの真正性が顧客のブラウザ上に緑の信号で表示されるので、正規サイトかフィッシングサイトかの判別が一目で可能になるという。

 東邦銀行は、今回導入したフィッシング詐欺対策のサービスを8月10日より顧客に提供する予定。

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セキュアブレインの発表資料
東邦銀行

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