第一生命、コンタクトセンターのシステム基盤をIPベースに刷新

2007/12/3

 沖電気工業は12月3日、同社のCTIサーバ「CTstage」をベースとしたIPコンタクトセンターシステムを第一生命が導入したと発表した。

 第一生命では2003年に沖電気工業のコンタクトセンターシステムを導入し、順次席数の補強や機能強化を行ってきたが、今回さらなる顧客サービス向上を目指し、「CTstage」のIPコンタクトセンターによりシステム基盤を刷新したもの。IPネットワーク上でコンタクトセンターの機能を実現することにより、エスカレーション機能やシステムの拡張性などが強化された。また、サーバ機器をすべてデータセンターに集約することにより、コンタクトセンター拠点でのシステム運用負荷が軽減したとともに、異なる拠点間のシステム連携も容易になったという。

 同システムは、第一生命の東京・大阪・名古屋の各コンタクトセンター拠点と本社部門の約600台の受電端末による受電業務を一元管理する。なお、同システムは2007年10月より稼働を開始している。

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沖電気工業の発表資料
第一生命

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