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IPAが公開
キヤノン製コピー機にポートスキャンの踏み台になる脆弱性
2008/03/05
情報処理推進機構(IPA)は3月5日、キヤノン製のデジタル複合機、レーザービームプリンタに不正なポートスキャンの中継が実行されるFTPサーバの脆弱性があると発表した。キヤノンは機能の設定変更で脆弱性を回避することを勧めている。
対象製品はキヤノンのカラー複合機(Color imageRUNNER)、モノクロ複合機(imageRUNNER)など複数。FTPコマンドを使って印刷する機能に脆弱性があり、ユーザーIDとパスワードがなくても機能が利用できるようになっているようだ。第三者によってほかのネットワーク機器のポートスキャンの中継にFTPサーバが利用される可能性がある。
キヤノンでは脆弱性をなくすために、FTPサーバの機能をオフにすることや、FTPサーバの利用時にユーザーID、パスワードの認証を行うよう設定変更することを勧めている。
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