暗号化やスパム対策から損害賠償対策までカバー

NSDがメールセキュリティ共同プロジェクト立ち上げ

2008/07/11

 日本システムディベロップメント(NSD)は7月10日、ベンダやシステム・インテグレータ12社と共同で、企業向け電子メールセキュリティのワンストップサービスを提供することを発表した。

 スパムメールやフィッシング詐欺の増加、電子メールを介した情報漏えいやコンプライアンス対応など、企業の電子メールを取り巻く状況は複雑化している。

 NSDはこれまで、メール暗号化ソリューション「PGP」を販売してきたが、新たにパートナー12社と共同で「メールセキュリティ共同プロジェクト委員会」を発足。メールポリシーの策定からスパム対策、フィルタリング、アーカイブ、さらには損害賠償対策など、多面的な対策をワンストップで提供していく。

 メールセキュリティ共同プロジェクト委員会の参加企業は、FISソリューションズ、エルネット、オージス総研、東京海上日動火災保険、日商エレクトロニクス、日本PGP、フォーバルクリエイティブ、丸紅インフォテック、マカフィー、ミラポイントジャパン、メッセージングテクノロジー。7月15日より共同営業を開始する。NSDではこの活動を通じて、2008年度にメールソリューションの販売で約2億円、新規受託開発案件で約3億円の売り上げを見込んでいる。

(@IT 高橋睦美)

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