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トレンドマイクロが調査
オンライン取引、ユーザーの95%が不安
2008/09/01
トレンドマイクロが9月1日に発表した調査結果で、インターネットユーザーの約95%がオンラインショッピングなどのオンライン取引に不安を感じていることが分かった。ただ、個人情報を守るための対策を実際に行っているユーザーはそれほど多くなかった。
調査はトレンドマイクロがインターネットを通じて実施。有効回答数は1032だった。
調査によると回答者の88%がショッピングやトレーディング、バンキング、オークションなどのオンライン取引を行っている。そのうち、94.5%がオンライン取引に不安を感じているという。
不安の内容は「自分のクレジットカード情報や口座情報を入力するのが不安」が71.4%で最多。次いで「ネットカフェなどに置かれた共用のパソコンでオンライン取引をするのが不安」(64.7%)、「喫茶店や空港など、公共の場のワイヤレスネットワークでオンライン取引を行うのが不安」(47.5%)など。トレンドマイクロは「(ユーザーは)個人情報の入力を行う際の環境に敏感になっている」と指摘している。
回答者は個人情報を守る対策は理解している一方で、実際に対策を取っているケースは少ないことも分かった。個人情報を保護する対策として挙げられたのは「パスワードの変更を頻繁に行う」(84.1%)、「ソフトウェアキーボードの使用」(79.1%)などだったが、実際にこの対策を行っているのは、パスワード変更で16.6%、ソフトウェアキーボードの使用で18.9%にとどまった。
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