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元ラックの三輪氏が立ち上げ
「対策の再構築を」、セキュリティコンサルティングの新会社
2008/11/07
情報セキュリティ企業、ラックの元社長、三輪信雄氏が11月7日、情報セキュリティコンサルティングを専門とする新会社を立ち上げた。社名は「S&Jコンサルティング」。12月10日にセミナーを行い、コンサルティングサービスの内容を紹介する予定だ。
S&Jコンサルティングでは、すでに情報セキュリティ対策を実施している企業に対し、対策の再構築を通して、効果向上およびコスト削減などを導くためのアドバイスを実施していく。経済環境の悪化を背景に、情報セキュリティ対策の予算削減が十分に予想される中、セキュリティシステム全体の設計・構築やセキュリティ推進に要するコスト配分の見直しなどを顧客企業に提言する。
コスト効果の可視化による「成果報酬型情報セキュリティコンサルティング」や、ユーザーの立場から製品やサービスを選定し、導入設計を行う「アフィリエイトプログラム」などを提供する。特定のベンダ、特定の製品にしばられることの多い国内特有の商習慣から離れ、適切な製品やサービスを選定できることが特徴という。
また、これまであまり実現されてこなかった、内部に「悪意の関係者」がいることを前提としたセキュリティシステムの設計や、物理セキュリティとITセキュリティの融合といった部分にも踏み込む計画だ。
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