すでにダウンロード可能

Google Chromeがさらに高速に、新ベータが登場

2009/03/18

 米グーグルは3月17日、Webブラウザ「Google Chrome」の新ベータ版を発表した。新ベータの最大の特徴はスピードアップで、グーグルの発表によると現在の安定版と比べて25〜35%の速度向上が見込めるという。

 グーグルは昨年12月、最初にリリースしたChromeのベータを外し、正式版に昇格させた。以降グーグルは安定版と開発者向けの2つのラインでChromeを開発してきたが、今回「ベータ版」を再び設けた。ベータ版は開発者、ユーザーから早期のフィードバックを得るのが目的。新ベータ版はすでにWebサイトからダウンロードできる。1台のPCで安定版との併用はできない。

chrome01.jpg
chrome02.jpg 新ベータと現在の安定版、従来のベータとの比較

 新ベータ版は現在の安定版と比べて、V8ベンチマークで25%、Sunspiderベンチマークでは35%のスピードアップを実現。Chromeの旧来のベータと比べると約2倍の速度向上が見込めるという。また、フォームの自動補完入力機能や、WebKit最新版の機能を取り込んだフルページズームと自動スクロールを実装。タブをドラッグしてページを見開きで並べる機能などを追加している(下記動画参照)。

関連リンク

(@IT 垣内郁栄)

情報をお寄せください:

HTML5 + UX フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

Metaの「イーロン・マスク化」が広告ビジネスに及ぼす影響
Metaがモデレーションルールを緩和し、ファクトチェックを廃止することを決定した。これ...

世界の広告総収入は1兆ドル超えへ デジタル広告が成長をけん引
2024年の世界広告収入が初めて1兆ドルを突破する見通し。デジタル広告の拡大が成長を支え...

新成人(二十歳)のTikTok利用率は5年で5倍に その他のSNSの利用動向は?
「芦田愛菜」「鈴木福」「本田望結」といった天才子役で知られた著名人を含むこの世代の...