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クラウド型で提供
NRIと日本ベリサインがOpenIDベースの新認証サービス
2009/08/06
野村総合研究所(NRI)と日本ベリサインは8月6日、共同で、OpenID技術をベースとした認証サービスの提供に向けた検討を開始した。NRIの「DI(デジタルアイデンティティ)基盤クラウドサービス(仮称)」における1サービスとして、2009年12月の提供開始を目指すという。
新認証サービスの基盤となるのは、複数のWebサービスにまたがったシングルサインオン認証を可能にする業界標準「OpenID」だ。OpenIDはすでに、mixiやYahoo! JAPAN、はてななど多くのサービスで採用されているが、両社はこのOpenIDにより高度な認証機能を加え、クラウドサービスとして提供していく計画だ。
具体的には、NRI側はID管理/認証システム「Uni-ID」や携帯電話を利用したワンタイムパスワード(OTP)認証システム「SecuSURF」を、日本ベリサインは、リスクベースの認証サービス「ベリサイン アイデンティティプロテクションオンライン詐欺検出サービス(VIP FDS)」を提供。これらを統合し、携帯電話やスマートフォンといったモバイル環境も包括した、信頼性の高いID情報連携を実現するという。
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