NewsInsight
“緊急対応”が必要な新型インフルエンザに
短期間の自宅待機ならASPでセキュリティ検査を、S&J
2009/09/16
S&Jコンサルティングは9月14日、新型インフルエンザで一時的に自宅待機となるようなケースに対応できる、ASP型のPCセキュリティ検査サービスの「緊急パッケージ」を発表した。突発的なニーズに合わせ、1カ月の短期間利用に特化した価格体系で提供する。
このサービスでは、S&Jコンサルティングが従来提供していた「PC Auditor」を、短期間で利用しやすい形で提供している。PC Auditorと同様に、自宅の私物PCにウイルス対策ソフトがインストールされているか、Windows Updateが行われているかを確認し、その結果をレポートとして表示できる。また自宅作業が終了したあとで、業務ファイルが私物PCに残されていないかどうかも検査可能だ。
緊急パッケージは1カ月限定利用ライセンスで、500ユーザーまでは14万4000円、1000ユーザーまでは24万円。
PC Auditorのサービス提供イメージ
関連リンク
情報をお寄せください:
Security&Trust フォーラム 新着記事
- Windows起動前後にデバイスを守る工夫、ルートキットを防ぐ (2017/7/24)
Windows 10が備える多彩なセキュリティ対策機能を丸ごと理解するには、5つのスタックに分けて順に押さえていくことが早道だ。連載第1回は、Windows起動前の「デバイスの保護」とHyper-Vを用いたセキュリティ構成について紹介する。 - WannaCryがホンダやマクドにも。中学3年生が作ったランサムウェアの正体も話題に (2017/7/11)
2017年6月のセキュリティクラスタでは、「WannaCry」の残り火にやられたホンダや亜種に感染したマクドナルドに注目が集まった他、ランサムウェアを作成して配布した中学3年生、ランサムウェアに降伏してしまった韓国のホスティング企業など、5月に引き続きランサムウェアの話題が席巻していました。 - Recruit-CSIRTがマルウェアの「培養」用に内製した動的解析環境、その目的と工夫とは (2017/7/10)
代表的なマルウェア解析方法を紹介し、自社のみに影響があるマルウェアを「培養」するために構築した動的解析環境について解説する - 侵入されることを前提に考える――内部対策はログ管理から (2017/7/5)
人員リソースや予算の限られた中堅・中小企業にとって、大企業で導入されがちな、過剰に高機能で管理負荷の高いセキュリティ対策を施すのは現実的ではない。本連載では、中堅・中小企業が目指すべきセキュリティ対策の“現実解“を、特に標的型攻撃(APT:Advanced Persistent Threat)対策の観点から考える。