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導入計画の適正評価や事業者の選定評価に
GSX、「クラウドのセキュリティ管理の実態は?」を監査
2011/04/05
グローバルセキュリティエキスパート(GSX)は4月5日から、クラウド環境のセキュリティを監査、評価する「クラウドセキュリティ監査サービス」の提供を開始した。
同社はこれまで、Webアプリケーションやデータベースの脆弱性検査やセキュリティレベル診断サービスなどを提供してきた。昨今、クラウドサービス導入の機運が高まる一方で、「クラウド固有の脅威や脆弱性が分からない」「クラウドサービスを提供する事業者の情報セキュリティ管理の実態が分からない」といったセキュリティ面での不安感が障壁になっていることから、新サービスの提供に至ったという。
クラウドセキュリティ監査サービスでは、NIST、ENISA、CSAが公表している文書、および経済産業省の「クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン」に基づいて、クラウド環境の情報セキュリティ管理の実態を監査する。これら標準的な管理基準をベースにしつつ、仮想化をはじめとするクラウドコンピューティング技術やコンピュータの利用環境、セキュリティ運用という3つの視点からも監査を実施する。
監査に際しては、「標準的なクラウドに関する情報セキュリティ基準の適用」「監査対象範囲の確定」「監査の実施」「改善低減」という4つのステップを通して、適切な情報セキュリティ管理がなされているか、信頼できる環境かどうかの評価を下す。この評価は、内部統制(IT全般統制)や情報セキュリティマネジメント(ISMS)の有効性評価とも連携可能だ。
GSXは同サービスを、クラウド導入計画の適正評価や事業者の選定評価に利用できるとしている。料金は150万円から。
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