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利用規約の内容も見直し
ローソン、「LAWSON Wi-Fi」のログイン方法変更へ
2012/04/10
ローソンは4月10日、スマートフォン向け無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」のログイン方法や規約内容を変更することを発表した。
LAWSON Wi-Fiは、全国のローソン店舗で無償で利用できるスマートフォン向けの無線LANサービスだ。ポイントサービス「Ponta」の会員向けに、4月6日から、まず全国6000店舗でサービスを開始していた。
LAWSON Wi-Fiを利用するには、Android向けの専用アプリ「ローソンアプリ」から、Ponta会員IDを用いてログインする必要がある。この認証の際に、一般的なパスワードではなく、電話番号と生年月日を入力するよう求める仕様となっていたことに対し、セキュリティ上の懸念を表明する声が挙がっていた。
これを踏まえてローソンは、ローソンアプリのログイン方法として、任意の番号を用いたパスワード機能を追加することにしたという。同時に、レシートに印字されるPonta会員ID番号を一部マスキングするほか、ローソンアプリ利用規約のうち、禁止事項や利用記録の保存について、内容を変更する。同社では、「準備が整い次第、できる限り早い時期に変更」するとしている。
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