CHTML
シー・エイチ・ティー・エム・エル / Compact HyperText Markup Language
携帯電話、PDAなどの携帯情報端末のWebページに用いられるマークアップ言語。転送パケットが少なく小さな表示領域でも閲覧できる。
文法には、HTML 2.0、3.2、4.0が使われており、HTMLで作られたWebページをCHTMLのWebページに変換することが非常に簡単に行える。また、電話番号へのリンクを埋め込むタグ(telタグ)などのCHTML独自のタグが用意されている。
一方で、JavaScriptが使えなかったり、CSSの仕様も携帯端末の機種によって違いがあるなどの問題もある。
HTMLで記述されたPCのWebページを携帯情報端末で閲覧する場合、携帯情報端末の通信速度の遅さや記憶領域の小ささなどからパケット通信料が膨大な額になり、表示領域の小ささから閲覧が困難という難点があった。それらの問題を解消するために、CHTMLは1998年2月にアクセスや松下電器産業、NEC、富士通、三菱電機、ソニーの6社により開発され、Web技術標準化団体であるW3Cに提案された。
関連記事
関連用語
リンク
HTML5 + UX フォーラム 新着記事
- GASで棒、円、折れ線など各種グラフを作成、変更、削除するための基本 (2017/7/12)
資料を作る際に、「グラフ」は必要不可欠な存在だ。今回は、「グラフの新規作成」「グラフの変更」「グラフの削除」について解説する - GET/POSTでフォームから送信された値をPHPで受け取る「定義済みの変数」【更新】 (2017/7/10)
HTMLのフォーム機能についておさらいし、get/postメソッドなどの内容を連想配列で格納するPHPの「定義済みの変数」の中身や、フォーム送信値の取り扱いにおける注意点について解説します【PHP 7.1含め2017年の情報に合うように更新】 - PHPのfor文&ループ脱出のbreak/スキップのcontinue【更新】 (2017/6/26)
素数判定のロジックからbreak文やcontinue文の利点と使い方を解説。for文を使ったループ処理の基本とwhile文との違い、無限ループなども併せて紹介します【PHP 7.1含め2017年の情報に合うように更新】 - Spreadsheetデータの選択、削除、挿入、コピー、移動、ソート (2017/6/12)
Spreadsheetデータの選択、挿入、削除、コピー、移動、ソートに使うメソッドの使い方などを解説する
|
|