ColdFusion

コールドフュージョン

 アドビシステムズ社が提供するWebアプリケーションサーバで、米国を中心に大きな開発者コミュニティを形成している製品。

 同じアドビシステムズ社のFlashとの親和性が高く、さまざまなプロトコルを利用してクライアントサイドとサーバサイドをつなげるゲートウェイとして機能する。Webアプリケーション開発には、HTMLと同様のタグベースで開発する「CFML(ColdFusion MarkupLanguage)」を利用し、高速で生産性の高い開発を可能とするサーバサイドプラットフォームである。

 すでに、Java.NETなどでサーバサイドでビジネスロジックが確立されているようなケース、あるいはWebサービスが公開されているようなケースで、さまざまなテクノロジー/プロトコルをつなぐ「のり」としてサーバサイドアーキテクチャの中で機能し、FlashやAjaxを利用したリッチクライアントに対して効率よくデータコネクションを供給できる。

 2007年11月現在の最新であるバージョン8では、Ajaxのサポート、Eclipseを利用した開発とデバッグのサポート、ネイティブ.NETオブジェクトの統合、PDFのサポートなどが新たに機能追加された。

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