XML

エックス・エム・エル / Extensible Markup Language

 タグを使用してデータの構造を定義するマークアップ言語の1つ。論理構造を定義するメタ言語であり、XMLの言語仕様をベースに文書の構造、データ構造、ほかのマークアップ言語の論理構造を用途によって独自に定義できる。テキストベースで記述されていて、特定のアプリケーションに依存せず作成・管理ができる。

 用途によって独自のものを定義できるため、自然言語に近いタグ・属性名を付けることで、人間が読んで意味を理解しやすいデータにできるほか、アプリケーション内でのデータ保存形式、異なるアプリケーション間でのデータ交換のフォーマットなどの幅広い目的に採用される。

 ベクターグラフィック言語であるSVGSilverlightWPFにおけるXAMLFlexでのMXMLなどのマークアップ言語は、XMLをベースに定義されている。このほか、同じくXMLベースのXHTMLと共にAjaxを構成する主要技術の1つにも数えられる。

 XMLの仕様はW3Cが最初のバージョンとしてXML 1.0を1998年に勧告した。2007年11月現在は最新バージョンとしてXML 1.1が勧告されている。

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