@ITは、特集「ITエンジニアの未来ラボ」の一環で、9月にアンケート調査「ITエンジニアの意識調査:いま何にチャレンジしたいですか? 」を実施。486人から回答を得た調査結果について、元@IT編集長で現在ブログメディア「Publickey」を主宰する新野淳一氏が、日本マイクロソフト エバンジェリストの高橋忍氏、井上章氏と語った。
インタビューは、マイクロソフトの動画サイト「Channel 9」で公開。前回 は調査結果の中から「ITエンジニアが今後身に付けたいスキル」上位5つについて語られたが、今回は、「ITエンジニアがこれから取り組みたい次世代技術」上位5つについて下記のように語られた。
IoTを活用したシステム/サービス開発というと、センサーからデータを取得するフェーズや集めたデータを解析するフェーズを含めて、多岐にわたる技術とその活用サイクルが要求される。ここでは、第2位以下の内容を包括するようなIoTの全体像について確認しておきたい(3分30秒頃〜)。
第1位のIoTも深く関連するデータ解析・分析技術。ここでは、その面白さや可能性、マイクロソフトの取り組みについての話が聞ける。一見意味のないようなデータが価値のあるものに生まれ変わる事例として高橋氏が語る車載ワイパーの話は、一聴の価値ありだ(6分10秒頃〜)。
クラウド活用がこれから取り組みたいものの第3位という結果から、まだまだクラウドの普及は進んでいない現状が分かる。例えば、クライアント開発者がクラウドを活用する際の先入観や難しそうというイメージは、エバンジェリストでも持っているという。このハードルを乗り越えるにはどうすればいいのだろうか(8分30秒頃〜)。
第3位に続いて、エンジニアが「ハードルが高い」と感じているであろう機械学習。クラウドの登場により機械学習を活用するための環境がどう変わったのか。機械学習やディープラーニングはただのバズワードではなく、エンジニアに身近なものになっている(11分30秒頃〜)。
Raspberry Pi/Arduinoなど小型コンピューターを扱うとなると、これまではいわゆる「組み込みエンジニア」の領域だと思われるだろう。ここでは、マイクロソフトの戦略や思い、小型コンピューターを使うことによるビジネスの可能性などが聞ける(13分50秒頃〜)。
次回 は、前回 紹介した「ITエンジニアが今後身に付けたいスキル」や今回の「ITエンジニアがこれから取り組みたい次世代技術」をエンジニアが身に付け、取り組んでいくために必要な考え方や具体的な方法についてだ。前回と今回とは逆に、日本マイソフトのエバンジェリストが聞き手となる。相手となるのは、何とアイティメディアでアプリ/サービスを開発するエンジニアだ。12月1日に公開予定なので、こちらも楽しみにしていてほしい。
ITエンジニアが業務時間外で技術に触れる場所、時間、目的と、スキルアップへの取り組み
ITエンジニアが業務時間外で技術に触れる際に費やす金額と使い道、技術に触れる時間と場所、目的、方法やスキルアップへの取り組みについて、アイティメディアのエンジニア2人が、日本マイクロソフト エバンジェリストの高橋忍氏、井上章氏と語った。
Publickey新野淳一が分析 〜 ITエンジニアが身に付けたいスキル トップ5
2015年「ITエンジニアが今後身に付けたいスキル分野」上位5つ「スマートフォンアプリ開発・運用」「英語」「セキュリティ設計/実装/運用」「クラウド運用・管理」「データベース構築/管理」について、元@IT編集長で現在ブログメディア「Publickey」を主宰する新野淳一氏が、日本マイクロソフト エバンジェリストの高橋忍氏、井上章氏と語った。
モバイル、クラウド、IoT、オープンソース――今と未来をつなぐテクノロジからITのこれからを予想する
「ITエンジニアの未来ラボ」で先日結成された「学生リポーター隊」。彼らはITテクノロジの今と未来をもっと深く知るために、日本マイクロソフトのエンジニア向けイベント、「de:code 2015」への参加を決定した。だが当日は、果たしてどんな内容が用意されているのだろうか? リポーター隊はイベント準備真っただ中の担当者を直撃取材。de:codeの見どころを聞いた。
エンジニアの2015年――クロスプラットフォーム、クラウド、機械学習、IoTは「次世代」でも何でもない
「次世代」の技術として注目を集めている「クラウドを活用した開発」「マルチプラットフォーム開発」「ビッグデータ、機械学習」「Internet of Things」だが、実は「次世代」でも何でもない。2015年には開発現場でも目にすることが増えると予想されるが、実際にこれらの技術を扱うのに学習コストが掛かることを課題とするエンジニアは多いだろう。この学習コストを削減するためには、すでに習得している技術やツールをベースに新たな技術を取り込めるソリューションをベンダー側が提供してくれるとエンジニアには心強いはずだ。
エンジニアが「一番やってみたいこと」から考える未来へのステップアップ――Visual Studioならここまでできる!
@ITが実施した読者アンケートでは「興味がある次世代技術」として、「クラウドを活用した開発」「マルチプラットフォーム開発」「ビッグデータ」「IoT」といったテーマが上位に挙がっていた。マイクロソフトでは、既存のスキルや環境を最大限に生かしながらこうしたテーマに取り組みたいと考えるエンジニアのニーズに応えるため、「Visual Studio」を中心とした開発プラットフォーム全体の急速な再構成に着手している。
老害エンジニアにならないために自分自身を「モダナイズ」するための極意
日々、新たな技術が生まれ、市場環境も変化し続けるIT業界では、エンジニア自身が自分を「モダナイズ」していくことが、生き残りのためのカギとなる。日本マイクロソフトのエバンジェリストが語る「モダナイズ」の極意とは何か。そして、そのために利用できるリソースには、どのようなものがあるのだろうか。
ITエンジニアとして2020年に向けて活躍するための3つの「習慣」
@ITでは、日本のITエンジニアの現状や課題、技術への「思い」などを知るための読者調査を実施した。今回は、このアンケート結果を元に、エンジニアが日々の仕事の中で技術との関わりを楽しみ、社会でその能力を存分に発揮するために何ができるのかについて考えてみたい。
「デバイス市場シェア14%」の挑戦者、新CEO時代のマイクロソフトはどう変わりつつあるのか
「企業が競争力を高め、イノベーションを起こすためにはITのパワーが不可欠」とは長く言われ続けているものの、実際に現場でITに関わるエンジニアの中には「理想と現実」のギャップを強く感じている人も多いのではないだろうか。技術を持ったエンジニアが正しく評価され、会社や社会の中で力を発揮していくためには何が必要なのだろう。日本マイクロソフト 執行役 デベロッパーエクスペリエンス&エバンジェリズム統括本部長の伊藤かつら氏に話を聞いた。
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