新たなモビリティサービスを生み出す源泉は? トヨタコネクティッドで活躍するチャレンジャーたち多様な志や価値観を持つ仲間を認め合う

「SIの業界構造の中でステップアップに限界を感じた」「限られたサービスにしか携われず、一から新しいものを作り出すチャンスがない」――幅広い領域で活躍し続けたいからこそぶつかる悩みを、「環境を変える」ことで打破したエンジニアたちがいる。

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» 2025年03月06日 10時00分 公開
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 「限りなくカスタマーインへの挑戦」を理念に掲げ、豊かで心ときめくモビリティ社会の創造を目指しているトヨタコネクティッド。トヨタの顧客接点として、多彩なモビリティサービスを提供するためのソフトウェア開発も重要なミッションだ。

 トヨタコネクティッドには多様な価値観や経歴を持った人材が、それぞれの夢や希望を抱きながら中途採用で入社してくる。彼ら、彼女らは何を考え、何を貴び、どんな仕事をしているのだろうか。

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より上流工程で手腕を振るいたい

 モビリティサービス部 モビリティサービス室に所属する石川啓太氏。もともとは北海道の小学校で教員をしていたが、「一度きりの人生なのだから、とことん好きなことやろう」とIT業界に飛び込んだ。子どもの頃からPCを自作するほど、ITに興味を持っていたという。

 最初に転職した開発会社では、未経験ということもありソフトウェアのテストからキャリアをスタートした。プログラミングも頑張ったが、上流の工程はいつまでたっても任せてもらえず、給料も上がらなかった。

 先行きに限界を感じていた石川氏が大きくジャンプアップできたのは、2回目の転職でソフトウェア開発企業に勤めたときだ。銀行関連サービスの要件定義からリリースまでの全工程に携わり、大きな手応えを得ることができた。給料も悪くない。

石川啓太氏 モビリティサービス部 モビリティサービス室 石川啓太氏

 だが転職して3年が過ぎたころ、石川氏の胸には新たな野望がふつふつと湧き上がってきた。

 「せっかくIT業界で生きていくなら、より上流工程で手腕を振るいたいし、もっと上のポジションに就いて収入を増やしたい。新たなキャリアへのチャンスをつかむために、再度の転職を決意しました」(石川氏)

 システムインテグレーター(SI)業界でキャリアアップを狙うには、より上流の工程を担う企業に転職するしかない。ならば、最上流に位置する企業に身を置く方が得策だと考えたのだ。この思いをストレートにぶつけたところ、大きな懐で受け入れたのがトヨタコネクティッドだった。

ずっと同じ仕事を繰り返したくなかった

 もう一人フォーカスするのは、内製開発推進部 アジャイル開発室に所属する野入由依氏だ。

 高校の情報系学科を卒業し、地元である岐阜県のユーザー系SI企業に就職した野入氏は、約6年にわたりプログラマーとして従事してきた。しかし、その仕事からは自分の成長を実感できなかった。

 「同じシステムの改修を繰り返す日々で、新しいシステムを一から作る経験をしたことがありませんでした。新しいテクノロジーやプログラミング言語、アーキテクチャなどを取り入れにくく、閉塞(へいそく)感を感じていました。この先何年もずっと同じルーティンで仕事をしていると、プログラマーとしての道が行き詰まってしまうのではないかと不安を感じるようになりました」(野入氏)

 そこで「このままでは先はない。働く環境を変えるためには自ら動き出さなければ」と一念発起し、転職を決意した。

野入由依氏 内製開発推進部 アジャイル開発室 野入由依氏

 限られた製品やサービスを扱う企業では、既存サービスの運用や追加開発がメインになる。それよりも、さまざまな可能性のある企業でチャレンジしてみたいと考えたが、どういう企業が正解なのかは分からない。そうした中で、野入氏に強い印象を残したのがトヨタコネクティッドの面接だった。

 他社の面接は型にはまった質問しかなかったのに対し、トヨタコネクティッドでは意表を突いた質問が繰り返されたのだ。

 「前職でとても残業が多かったことを明かしたところ、『残業が減ったら、余裕のできた時間でどんなことをしたいですか?』と聞かれました。そこで『新しい技術を学ぶための時間に充てたいです』と答えると、『いやいや、そういう着飾った回答ではなく、自身の人生をもっと豊かにするためにどんなことをやってみたいのか、素直な気持ちを聞かせてくれませんか』といった感じで、私の本心を知ろうとする質問を投げられました。トヨタコネクティッドには、他社とは違う社風があり、多くのことを経験できそうだと感じ、入社を決意しました」(野入氏)

異なる志を持つ2人が互いをリスペクト

 「できるだけ早く、もっと上昇していきたい」という野望を秘めた石川氏と、「しっかり技術を磨きながら成長し、将来プロジェクトリーダーやプロジェクトマネジャーとして案件を任される人材となる」ことを信条とする野入氏。異なる志を持った2人が、ほぼ同時期にトヨタコネクティッドに入社した。

 両者の考え方は折り合わないと思いきや、「常に強い信念と自信を持って、新しい仕事にチャレンジしている石川さんの姿に、私も学びたいです」と野入氏が語れば、「ひたむきに技術と向き合い、着実に一歩ずつ進んでいる野入さんは本当に立派だと思います」と石川氏も語り、お互いの仕事ぶりをリスペクトし合う。

 2人は現在、それぞれどんな仕事を担当しているのだろうか。

 石川氏はトヨタ自動車のシステム開発部署に出向し、トヨタレンタカーのWebサイト改修プロジェクトでサブリーダーを任されている。

 「プロジェクトの始動時から参画し、システムから見た企画の実現性や問題点、ユーザビリティに対して助言したり、システムをより良い方向へ導く検討をしたりしています。トヨタ自動車のさまざまな部署との調整から、プロジェクトのスケジュール管理、納品物の検品、予算管理、発注まで仕事は多岐にわたります」(石川氏)

 レンタカー利用者の利便性向上を目指す施策の検討、施策の具現化、インフラ周りの改善、店舗スタッフからの改善要望の対応など、石川氏は幅広い活動をマネジメントし、主導している。

 一方の野入氏が最初に携わったのは、ロボットアームを使うカーナビ外形監視システムだ。従来は人の手で行っていたカーナビの外形監視をロボットアームに置き換え、サービス監視の頻度を高めることで障害検出と改善のスピードアップを図り、ユーザビリティ向上を目指している。

 「ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた、自動車系IT企業ならではのユニークなシステムだと思います。ロボットアームをコントロールするWindowsアプリとパブリッククラウドで構成したプログラム開発など、前職ではかなえようもなかった経験ができました」(野入氏)

 そして現在は、新規モビリティサービスの展開を目指したAndroidアプリケーションのPoC(概念実証)に取り組んでいる。

 「プロジェクトリーダーを任せていただき、もともとの企画をした社内事業部門の担当者やデザイナーとの打ち合わせを通じて、要件の合意から進めています。少人数のプロジェクトであり、進捗(しんちょく)管理やリスク管理などの業務に加え、コーディングもやっています。チームメンバーが一貫した方法で作業できるように、コーディングルールやブランチルールなどをツールにまとめて共有するといった工夫もしています。チーム全体で共通認識を持ち、効率的にプロジェクトを進めることができるよう努めています」(野入氏)

ベンチャー気質を持つトヨタコネクティッド

 外の世界を知る2人は、トヨタコネクティッドという会社をどのように見ているのだろうか。

 石川氏は「いま一番面白いと感じているのは、自分が顧客として利用するサービスやシステムに携われることです。改修内容や実装した施策によって利用数の伸び率にも大きな変化が表れるため、システム観点だけではなく、ビジネス観点でも自分の手腕が問われることになります。机上でシステムの議論を重ねているだけではだめで、カーディーラーの店舗に足を運び、システムの使い方や運用についても勉強しています」と語り、「トヨタコネクティッドはベンチャー気質を持っていて、自分の裁量で仕事ができる点も魅力です」と強調する。

 野入氏は、「自分のキャリアプランにマッチした仕事ができる点」をトヨタコネクティッドの特徴として挙げた。「自分が描いているキャリアプランを上司や会社に共有する機会が定期的にあり、従業員一人一人がやりがいを持って仕事に取り組めます」(野入氏)

 豊富な学習機会を得られるのも、技術者にはありがたいポイントだという。

 「トヨタコネクティッドでは先端技術の知見向上にも力を入れており、一例にはなるが内製開発部のメンバーはG検定の資格取得を目指して業務後に勉強しています。資格取得後も、AIを活用した開発プロジェクトなどで実践的な経験を積むことができています。他部署メンバーも学ぶ意欲が非常に高く、その姿勢に刺激を受けています。このような環境で働けることに大きなやりがいを感じています」(野入氏)

 自分で考えて行動ができる人や、新たなことに興味を持って取り入れることが好きな人にとって、トヨタコネクティッドは絶好の飛躍の舞台となる。

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提供:トヨタコネクティッド株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2025年5月5日