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JavaBeansからWebサービスを作るパソコンで試してわかるWebサービス(3)(5/6 ページ)

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Webサービス・クライアントを作る

 Webサービスが作成できたら、それにアクセスするWebサービス・クライアントが必要です。クライアントは次のようなプログラムになります。少し複雑なプログラムのように見えますが、順を追って中を見ていきましょう。そうすれば理解できるはずです。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 また、(3)(4)(5)のいずれも引数や戻り値はすべてXML Schemaの整数型(XMLType.XSD_INT)を利用しています。このXML Schemaの整数型はJavaではプリミティブ型のintではなくクラスのInteger型を利用しています。その変換が必要なことに注意してください。

 ここまで分かれば、あとは第1引数と第2引数を利用して同じことを2回繰り返していることが分かるでしょう。前にテストしたJavaアプリケーション(SimpleAddTest)と比較してみるといいでしょう。呼び出しているメソッドは同じものですが、Webサービス・クライアントの場合、SOAPを利用したリモートプロシージャコールになる分だけ複雑になっています。

 少しだけ将来の話をしておきましょう。「このクライアントプログラムを書くのが面倒だ!」と感じているのならば、安心してください。Webサービス・クライアントをもっと簡単に作る方法が連載が進んでいったところで出てきます。第1回「Webサービスを学ぶ環境を作る」の最初にいったように、「マニュアル車を運転してから、オートマ、自動走行になる」の中の、いまはマニュアル車状態なのです。ちゃんとクラッチを踏んで安全運転していきましょう。

 さて、Webサービス・クライアントを作成しましょう。エディタで記述して<@WORK>\atmarkitディレクトリに保存してください。その後、下記のコマンドでコンパイルします。

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 エラーなく終了し、<@WORK>\atmarkitディレクトリにSimpleAddClient.classができていればOKです。

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