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GPKI(Government Public Key Infrastructure)とは

GPKI(Government Public Key Infrastructure)とは日本政府が運営する公開鍵基盤(PKI)のことである。

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 GPKI(Government Public Key Infrastructure)とは、日本政府が運営する公開鍵基盤(PKI)のことである。住民や企業が行政機関に申請や届け出を出したり、行政機関が住民や企業に申請結果を通知したりする際に、その申請や届け出、結果の通知などがなりすましや改ざんを受けたものではないことを確認するために、行政機関側に整備された仕組みである。

 GPKIは2001年4月に施行された電子署名法を受けて、同時に運用が開始された。当初はブリッジ認証局および府省認証局などから構成されていたが、2008年に府省認証局などが廃止され、政府共用認証局に集約されている。現在ではブリッジ認証局、官職認証局、アプリケーション認証局2でGPKIが構成されている。

 なお、以前あったアプリケーション認証局はSHA-1の危殆化に伴い2016年12月20日に廃止され、アプリケーション認証局2への移行を完了した。

 GPKIはブリッジ認証局を介して民間認証機関や地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)と相互認証を行うことで、広い範囲での電子署名を実現している。

関連用語

PKI(Public Key Infrastructure)
電子署名法
電子署名

■更新履歴

【2004/1/1】初版公開。

【2017/11/13】最新情報に合わせて内容を書き直しました(セキュリティ・キャンプ実施協議会 著)。


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