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ノートPC情報漏えい対策のポイントWindows運用管理(6/8 ページ)

重要情報満載のノートPCをうっかり紛失。そのときあなたは? 完全な対策は困難だが、標準機能を利用するだけでも一定レベルの対策を施すことはできる。

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 リモート・アクセスを使ったネットワーク接続では、接続時のユーザー認証に使用するユーザー名とパスワードを記憶させておくことができる。この機能を使って情報を記憶させておけば、次回からはユーザー名もパスワードも指定しないで、簡単に接続できるようになる。自分だけが使うなら便利な機能だが、ノートPCが第三者の手に落ちた場合、入手した人物がネットワークに自由に接続できてしまうことを意味している。企業ネットワークに対するリモート・アクセスは、LANに対する透過的なアクセスを可能にするので、不正接続された場合のダメージが大きい。そのことを考えると、多少不便ではあっても、持ち歩くノートPCのログオン情報は記憶させるべきではない。


リモート・アクセスの接続画面
リモート・アクセスやVPNでネットワークに接続する場合には、この画面が表示される。ここで指定すれば、ログオンに成功したユーザー名とパスワードを記録し、次回以降は指定しなくても簡単にリモート接続ができるようになる。しかし持ち歩くノートPCでは、接続情報の記録は行うべきでない。
 (1)このチェック・ボックスをオンにすると、接続に成功したユーザー名とパスワードが記憶される。このチェック・ボックスはオフに設定し、毎回ユーザー名とパスワードを入力するようにする。
 (2)記憶した情報を現在のユーザーのみ使えるようにする。
 (3)記憶した情報を任意のユーザーが使えるようにする。

  

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