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新CCNA試験について知ろうネットワークの基礎を学習する CCNA対策講座(1)(2/2 ページ)

本連載では、シスコシステムズ(以下シスコ)が提供するシスコ技術者認定(Cisco Career Certification)から、ネットワーク技術者を認定する資格、CCNA(Cisco Certified Network Associate)を解説します。CCNAは、2007年12月に改訂されたばかりで、2008年1月現在、新試験の情報がまだ少ない状況です。よって本連載は、改訂前の試験(640-801J)で解説をしますが、新試験の解説が可能になり次第、新試験(640-802J)も含めて解説していきます。

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気になる試験範囲

 CCNAの試験は、次の範囲を含んでいます。詳細な範囲は、シスコのWebページ を参考にしてください。

  • ネットワークの基礎
  • TCP/IP
  • Ciscoソフトウェアとデバイスの管理
  • スイッチの動作
  • VLAN
  • ルーティング
  • アクセスリスト
  • WANの運用

出題方式

 CCNAの試験で使用されている出題方式には次の4種類があります。

・選択問題
複数の選択肢の中から1つを選択する問題(ラジオボタンを使用)と、複数を選択する問題(チェックボックスを使用)があります。

(例)
図2のHostAからHostBに通信するために、HostAに設定するデフォルトゲートウェイのアドレスを選択しなさい。

a. 172.16.10.15

b. 172.16.20.1

c. 172.16.10.1

d. 172.16.20.254

e. 172.16.10.254

ccna02
図2 選択問題の例題の図

・ドラッグ&ドロップ問題
選択肢の項目を適切な領域にドラッグ&ドロップして当てはめる問題です。組み合せを自分で選択しなければならない分、選択問題よりも難しくなっています。

(例)
説明文にコマンドをドラッグ&ドロップし、正しい関連付けになるよう設定してください。

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図3 ドラッグ&ドロップ問題の例題の図

・入力問題
コマンドやキーワードなどの正解を入力します。選択肢がない分、難しいといえるでしょう。

・シミュレーション問題
シスコルータのシミュレータが表示されており、実際に設定を行っていきます。シミュレータのデモンストレーションを参考にしてください。

 本連載は、ネットワークをこれから学ぶ方が、ネットワークの基礎を身に付け、最終的にCCNA合格を目指すために作られています。現時点では、ネットワークの用語が分からないという方もいるでしょう。今後、試験に出題されるポイントも含め、ネットワークの基礎的な理解を少しずつ深めていきましょう。


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