マイクロソフトは3月31日、学生を対象としたIT人材育成支援プログラム「学生メンタープログラム」を開始すると発表した。
国内のITベンチャー企業がメンター(助言者、指導者)となり、学生を直接指導・支援する。IT技術コンテスト「Imagine Cup 2008世界大会」の日本大会に出場する3組の学生チームを、ITベンチャー企業3社がそれぞれサポートする。3チームのうち、世界大会に出場できるのは1チームのみ。期間は4月1日から世界大会が行われる7月8日まで。
メンター企業は、チェプロ、Knowlbo、ソフトアドバンスの3社。3社は、2007年に開催された第1回 Microsoft Innovation Awardを受賞している。Imagine Cup 2008の日本大会開催までに最低1回は自分たちがサポートしているチームとコミュニケーションを取り、何らかのアドバイスを行う。サポート内容はメンター企業が独自に考案し、実施する。マーケティング観点からのアドバイスや、パッケージングの指導、ユーザー視点からの助言など、民間企業として培ったノウハウの伝授が中心となる見通し。世界大会への出場権を獲得したチームとメンター企業は、約2カ月で、世界大会で勝ち残る準備を行う。
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