任天堂に次ぐ2位は“老舗の国産IT企業” エンジニア志望学生が選ぶインターン人気企業は?:就活は“まず自己分析”から“取りあえずインターン”へ
ITエンジニア志望学生の就職活動に関するpaizaの調査によると、2028年卒では自己分析よりもインターンシップ参加を起点とする傾向が見られた。インターンシップ希望ランキングなど、調査結果のポイントをまとめる。
ITエンジニア向け転職・就職支援を手掛けるpaizaは2026年3月26日、学生の就職活動に関する調査レポートを発表した。調査は、ITエンジニア志望の2027年卒・2028年卒学生を対象に、2026年2月13日から24日に実施。有効回答数は2027年卒が143人、2028年卒が126人だ。
2028卒のインターン希望ランキング 2位以下は?
2028年卒を対象としたインターンシップ人気企業ランキングでは、1位は任天堂となった(図1)。10位までのランキングは次の通りだ。
富士通が2位、LINEヤフーとソニーが同率で3位、NTTデータが5位で続いた。9位にはNTTドコモとグーグルが同率で入り、10位にはMicrosoftが入った。
インターンシップに参加したい理由は「有名・人気な企業だから」が58.8%で最多だった。次いで「技術力・スキルが向上しそうだから」(44.1%)、「インターンシップの内容に興味があるから」(39.2%)、「業界や職種の理解を深めたいから」(38.2%)が続いた。
この結果からは、企業のネームバリューが学生の動機形成に強く影響していることが分かる。一方で学生には、確かな技術を吸収したいという実利的な成長意欲も見られるとpaizaは分析する。
インターン参加形式は短中期が約7割
参加したいインターンシップ形式を聞いたところ、2028年卒では短・中期型が70.5%で最多だった(図2)。ワンデー(1日)型またはオープンカンパニー(会社説明・見学会)が46.3%、就業(長期)型が34.7%で続いた。これらの傾向は、2027年卒と比べても大きな変化は見られないという。
就職活動の最初はインターンへの参加
就職活動で最初にしようと考えていることは、2028年卒では企業の説明会やインターンシップへの参加(38.8%)が最も多かった(図3)。次いで自己分析(22.3%)、業界研究(21.2%)となった。
学生の就職活動は、自己分析の前に、まずはインターンシップで現場業務を体験してから就職先を考える「実践先行型」にシフトしているとpaizaは指摘する。生成AIの普及で情報収集コストが低下した結果、学生は時間対効果(タイパ:タイムパフォーマンス)と、確実な成長を両立できる質の高いインターンシップを求めているというのが、同社の見方だ。
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