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Linux特化のセキュリティ専門試験誕生「Mixed Environment Exam」に続き

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 Linux技術者認定試験を運営するLPI(The Linux Professional Institute)は3月27日(米国時間)、LPIC レベル3認定プログラムにセキュリティ専門試験「Security」(LPI-303)を追加すると発表した。

 LPIC レベル3はエンタープライズレベルで信頼性のあるシステム構築ができることを認定する資格試験。CoreとSpecialty(選択科目)の2種類がある。現在Coreで実施している試験は、Linuxとディレクトリによる認証システムの構築力などを問う「Core Exam」(LPI-301)で、Specialityでは、Linux、UNIX、Windowsの3つのOSの統合環境の理解を試す「Mixed Environment Exam」(LPI-302)。どちらも2007年初頭に開始した。 

 今回追加するSecurityは、レベル3のSpecialty(選択科目)の中の1つで、セキュリティ専門の試験。現在、企業でエンタープライズレベルのセキュリティ技術を持つLinux技術者とともに開発している。7〜8月にグローバル業務分析(JTA:Job Task Analysis)を行い、スキル設定を行う予定だ。現段階でも、LPI本部の試験開発情報共有用Wikiページの「Introduction」で試験内容に関する大まかな情報が出ている。それによれば、複雑なエンタープライズ環境の設計や運用、トラブルシューティング、プロジェクトマネジメント、コンサルティングなどの能力を試すものになりそう。このWebページは今後アップデートしていく予定。

 2008年10月、11月にベータ試験のイベントを世界各地で行う。2009年2月末に英語版をリリースする予定。日本語版も同時にリリースする予定だが、数カ月遅れる可能性があるとLPI-Japanは説明している。

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