CompTIA(コンプティア、コンピュータ技術産業協会)の日本支局は5月8日、CompTIA認定資格のCompTIA A+、Network+、Security+が、American National Standards Institute(ANSI:米国規格協会)の認定(ANSI/ISO/IEC 17024、ISO/IEC 17011)を受けたことを発表した。
ANSIは、米国の工業分野における規格の標準化団体で、日本では、日本工業標準調査会(JISC)に当たる。
認定の内容は、国際的な認定資格プログラムを提供する機関を認定する規格(ANSI/ISO/IEC 17024)と、認定機関のオペレーションに対する規格(ISO/IEC 17011)。認定を維持するには、毎年トレーニングをしてアップデートを実施する必要がある。
ANSIの認定によって、国際的に認知された品質規格に準拠していることが証明される。ANSIで認定資格の認定を行うロイ・スウィフト(Roy Swift)氏は「ANSI認定の価値は、認定機関から、認定資格保有者、雇用企業、認定機関がサービスを提供するクライアントに広がるもの」と、認定資格プログラムの影響力を述べた。
CompTIAは、2008年1月現在、Network+など14分野に及ぶ業務に関する認定を行っている。1993年の認定資格提供開始後、認定資格者は世界で100万人を超えた。
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