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Aptana RadRailsで始める JRuby on Rails超入門実用レベルに達したJRubyを体感してみよう(前編)(2/3 ページ)

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EclipseベースのRuby開発環境Aptana RadRailsとは?

 今回は、EclipseベースであるRadRailsを使い、JRuby on Railsを使う方法を紹介していきます。

 本稿の趣旨とは外れてしまいますが、RadRailsは「Aptana Studio」というWebオーサリングツールの一プロダクトとして提供されています。Aptana StudioはRails、iPhoneiPod touch用Webページ、Adobe AIRなどの開発をサポートした業務レベルで使える無償のWebオーサリングツールといえるでしょう。

編集部注:Aptana Studioそのものについて詳しく知りたい読者は、「AptanaでWebページ作成はここまでできる!」や「AptanaでAjax・AIR・iPhone用ページの開発を行う」をご参照ください。

 また本稿では、無償版である「Aptana Community Edition」を紹介します。なお、Aptanaは「Pro Edition」も提供しています。Pro Editionでは、コールツリーやホットスポットをGUIベースで表示できる「Ruby Profiler」や「JSON Editor」が利用できます。

 ほかにもJRubyをサポートするIDEには、前述のNetBeansや有償製品である3rdRailがあります(参考「3rdRail 日本語版は「近々」登場」)。本稿では、RadRailsを最大限に生かし、JRuby on Railsをお手軽に体感する方法を紹介します。

RadRailsをインストールしよう

 それでは早速、JRuby on Railsを使ってToDo管理アプリケーションを作成しましょう。最初にRadRailsをインストールします。AptanaのダウンロードサイトよりAptana Studioをダウンロードして、インストールウィザードに従ってインストールします。

 Aptana Studioを起動すると、図1のスタートページが表示されるので、赤丸中のRuby on Railsの「install」リンクをクリックしてください。

図1 「Aptana Start Page」のRuby on Railsの「install」リンク
図1 「Aptana Start Page」のRuby on Railsの「install」リンク

 Eclipseの更新ウィザードが表示されるので、「Aptana RadRails」にチェックを入れて(図2参照)、ウィザードに従いRadRailsをインストールしてください。

図2 RadRailsにチェック
図2 RadRailsにチェック

Aptana RadRailsを日本語化する

 Eclipseプラグイン日本語化プラグインであるPleiades(プレイアデス)を使うと、RadRailsのメッセージをある程度日本語化できます。

 Pleiadesをインストールするには、MergeDocプロジェクトのダウンロードサイトからPleiadesをダウンロードし、「features」と「plugins」フォルダをAptana Studioのインストールフォルダに上書きします。

 最後に、Aptana Studioのインストールフォルダにある「AptanaStudio.ini」に以下の行を追加します。

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar 

 RadRailsを起動すると、Aptana起動時のスプラッシュイメージがPleiadesのものに変わります(図3)。さらに、RadRailsが日本語化できています。

図3 Pleiades起動スプラッシュイメージ
図3 Pleiades起動スプラッシュイメージ

 Aptanaのスプラッシュイメージに戻したい場合は、先ほど追加した行を以下のように変更します。

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar=defaul
t.splash 

 本稿では、日本語化したRadRailsを用いて以下の解説を行います。RadRailsにはDBサーバであるApache DerbyとJRubyの実行環境が同梱されているため、これで、JRuby on Railsの開発環境が整いました(※脚注1)。

※脚注1:2008年4月18日現在、RadRailsに同梱されているJRubyのバージョンは1.1 RC2です。気になる人は最新版をJRubyの公式サイトよりダウンロードして、RadRailsの[ウィンドウ]→[設定]からRadRailsの設定ウィンドウを起動し、[Ruby]→[インストール済みのインタープリター]項目にてRuby VMを変更してください。さらに、環境によっては[Ruby]→[Rake]や[Rails]→[構成]の項目を変更する必要があります。

JRuby on RailsでToDo管理アプリケーション作成

 今回は簡単なToDo管理アプリケーションを作ります。ToDo管理アプリケーションはタスク名(Title)、詳細(Detail)、期限(Limit)のCRUD(Create、Read、Update、Delete)を行う機能を持ちます。

 本稿では、以下の手順でToDo管理アプリケーションの動作確認をするところまでを紹介します(下記リストはインデックスになっています)。

 次ページでは引き続き、JRuby on Railsアプリケーションの作り方について具体的に解説します。

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