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ネット業界の営業の平均年収、581万円3月から41万円アップ

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 ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは6月24日、定期的に行っている「インターネット関連業界の職種別給与調査」の第4回の結果を発表した。今回は営業職とマーケティング職を対象にアンケートを行った。平均年収は、営業職が581万円、マーケティング職が508万円だった。

 調査は同社が運営する転職サイト「イーキャリアプラス」が行った。営業職、マーケティング職それぞれ男女100人が回答した。

 今回の調査結果は、2008年3月に実施した同様の調査と比較して、営業職は540万円から41万円増加、マーケティング職も505万円から3万円増加した。特に営業職は業績賞与の影響が大きく反映されることから、前回調査結果と開きが見られたと同社は指摘している。いずれの職種も、国税庁の民間給与実態統計調査(2007年9月発表)で明らかとなった民間平均給与435万円よりも高くなった。特に営業職の581万円は、前述調査の業種別平均給与で最も平均年収額が高かった、金融保険・不動産業の563万円を上回った。


営業職の年代別平均年収(n:100、単位:万円)

マーケティング職の年代別平均年収(n:100、単位:万円)

 年代別の年収推移を見ても、いずれも年齢を重ねるに従って堅調な伸びを見せている。営業職の30代前半で605万円と突出しているが、同社では「同部門で役職者となる人が、この年代に集中している」ためであると分析している。主任・係長クラスの平均年齢は32歳だった。

 両職種における平均転職回数は、営業職が1.9回、マーケティング職が2.1回だった。転職前に経験している業界については、両職種ともインターネット関連業界からが40%を超えた。


現在の会社に就職するまでの営業職の業界経験(n:78、単位:%、複数回答可)

現在の会社に就職するまでのマーケティング職の業界経験(n:83、単位:%、複数回答可) ※出典:ソフトバンク・ヒューマンキャピタル

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