アイシロン・システムズは9月17日、同社NASストレージ製品のパフォーマンスを向上させる10GbE対応の拡張ノード「Isilon IQ Accelerator-x」を発表した。同時に発表したストレージシステム向けOS「OneFS 5.0」を内蔵し、低コストでNASの性能を向上させられる。
Accelerator-xは10GbEとインテルのXeonプロセッサ、32GBキャッシュを組み合わせた製品。アイシロンのクラスタストレージノードに接続することで単一ストリームで秒間400MB、複数ストリームでは1台当たり秒間700MBのパフォーマンスを出すことができる。ストレージノード間の接続にはInfinibandを使う。
OneFS 5.0はSMP技術(対称型マルチプロセッシング)を採用し、従来と比べて2倍に当たる秒間20GBのパフォーマンスを実現した。アイシロンの「Isilon IQ」ストレージを使っているユーザーはOneFS 5.0にアップグレードすることで性能を向上させられる。拡張性も高めることができ、OneFS 5.0の利用で、単一ファイルシステム、単一ボリュームとして2.3PBまでのストレージをサポートできるようになる。
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