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ソフトウェア品質技術者を対象とした資格、2008年12月から「ソフトウェアの品質事故が頻発している」

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 日本科学技術連盟は10月23日、ソフトウェア品質技術者を対象とした資格認定制度を2008年12月から実施すると発表した。

 同制度は「初級」「中級」「上級」の3段階の資格で構成され、2008年12月19日に「ソフトウェア品質技術者 初級資格試験」が行われる。試験料は1万500円(税込み)。中級と上級は順次実施する予定だという。資格試験のベースは、2007年11月に同連盟が公開した「SQuBOKガイド第1版」。

 試験は複数の選択肢から正解を選ぶタイプの問題で、40問出題される。合格ラインは非公開としている。試験時間は60分。同連盟 東高円寺ビル(東京都杉並区)で行われる。

 同連盟では、エンタープライズ系・組み込み系を問わず、ソフトウェアの品質事故が頻発していることを挙げ、ソフトウェアの品質向上には一部の人員だけではなく、組織全員が関与する必要があると主張。品質保証スタッフ以外に、開発者やテスト技術者、プロジェクトリーダーやマネージャなど、組織のすべての人員がソフトウェア品質向上に関する知識を身に付けることが重要であると、同制度の実施の背景を説明している。

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