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シスコとCTC、地方エンジニアにWeb会議で講座を提供3年後に受講者1万人目指す

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 シスコシステムズ(以下シスコ)と伊藤忠テクノソリューションズ(以下CTC)は10月27日、地方におけるネットワークエンジニアの育成を支援するソリューションを提供すると発表した。各自治体におけるソフトウェアセンターなどと協業し、Web会議ソリューションのWebExを利用したバーチャル教室によるシスコ認定トレーニングを提供する。同ソリューションはシーティーシー・テクノロジーが2008年11月5日から提供する予定。

 シスコとCTCは本ソリューション提供の背景として、地方におけるエンジニアのトレーニングの困難さを指摘。機材の運搬に手間がかかる上、受講者数が少なく、集合研修を開催することが難しかったことから、地方のエンジニアは独学か、首都圏で行われているトレーニングコースに交通費や宿泊費を自己負担して参加する必要があった。

 WebExを使用することにより、バーチャル教室を構築し、首都圏にある教室を共有することが可能。これにより、地方のエンジニアもPCとインターネット回線のみで、教室での受講と変わらないトレーニングが受けられるという。

 シスコとCTCは各地方自治体と協議を進めており、北海道ソフトウェア技術開発機構、広島ソフトウェアセンター、石川県情報システム工業会、熊本ソフトウェアなどの賛同を得ている。2008年10月から、CCNA資格に対応したトレーニングやTCP/IP、Voice over IPのトレーニングなどを順次展開する予定。初年度4000人、3年後に1万人のエンジニアの受講を目指す。

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