検索
連載

VI ClientのインストールとVI3 環境への接続VMware Infrastructure 3徹底入門 実践編(5)(2/3 ページ)

連載「VMware Infrastructure 3徹底入門」では、VMware Infrastructure 3のコンセプトやアーキテクチャといった、いわば理論的な部分を紹介した。新連載の「VMware Infrastructure 3徹底入門 実践編」では、実際の設計から導入、運用までを紹介する。今回はVI3環境インストールの最終段階として「VI Client」のインストール方法を説明する

Share
Tweet
LINE
Hatena

VI Clientの起動とVirtualCenterへの接続

 VI ClientのショートカットアイコンよりVI Clientを起動する。

図6 管理者としてのログインを行う
図6 管理者としてのログインを行う

 ログイン先ホストの情報を入力する画面が現れるため、VirtualCenterのホスト名、管理者名、管理者パスワードを入力し、ログインボタンをクリックする。

 なお、デフォルトでインストールされているSSLのサーバ証明書は、このサーバ向けに公的な証明書発行機関によって発行されたものではないため、以下のような警告ダイアログウィンドウが表示されるはずだ。ここでは特に問題ないため、以降は本サーバに関するセキュリティの警告を表示しないというチェックボックスを有効化した上で、「無視」をクリックしログインを進めることとする。

図7 証明書に関する警告画面
図7 証明書に関する警告画面

 ログインに成功すると、以下のようなウィンドウが表示される。

図8 ログイン後の初期画面
図8 ログイン後の初期画面

 デフォルトでは図の通り「はじめに」というタブが表示されるようになっているが、本格的な操作を開始すると、このタブを利用することはまずなくなる。VI Clientではこのタブを表示させないよう設定することもできるようになっている。[編集]→[クライアント設定]→[すべてのタブを削除]でこれを行うことができる。本連載でも以降は「はじめに」タブは表示させない動作モードで解説を行う。

図9 タブを表示させない設定
図9 タブを表示させない設定

 次に「データセンター」を作成する。データセンターは「ホストおよびクラスタ」を右クリックし、「新規データセンター」を選択することで作成できる。作成されたら名称を適切なものに変更する。ここではTokyoという名称のデータセンターを作成している。

図10 新規データセンターを作成する
図10 新規データセンターを作成する
図11 データセンターを作成し終わったところ
図11 データセンターを作成し終わったところ

 データセンターを作成したら、その配下にVMware ESXホストの登録を行う。ESXの登録はデータセンター名を右クリックして「ホストの追加」より行うことができる。

図12 ホストの追加作業に入る
図12 ホストの追加作業に入る

 ホストの追加ウィザードが起動するため、ここでVirtualCenterの管理下に置くVMware ESXのホスト名、管理者名、管理者パスワードを入力する。

図13 VMware ESXのホスト名や管理アカウント情報を入力
図13 VMware ESXのホスト名や管理アカウント情報を入力

 ホストの追加ウィザードを完了させると、VirtualCenterへのESXの登録処理が開始される。

図14 VMware ESXが登録される
図14 VMware ESXが登録される

 同様の手順で、管理下に置く全てのVMware ESXを登録する。以下は2台のVMware ESX、esx01.test.local,esx02.test.localの登録が完了した状態である。

図15 2台のVMware ESXの登録が終わった
図15 2台のVMware ESXの登録が終わった

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る