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目的を持ってAjaxを使うためにjQueryの文法を知ろうjQueryで学ぶ簡単で効果的なAjaxの使い方(2)(3/3 ページ)

いま話題の「jQuery」を使って、目的を持ったAjax開発の効率化や使いどころ・注意点などについてサンプルを見ながら解説していきます。Webデザイナ/プロデューサーも必見!

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業務効率改善に役立つプラグインの追加とカスタマイズ

 今回は、「jQuery Autocomplete Modオートコンプリートプラグイン)」を使って、入力フォームで定型入力の補助機能で、入力オペレート業務の効率改善を目指してみます。

 まずは、上記のサイトから以下の2つのファイルをダウンロードします。

  • jquery.autocomplete.js
  • jquery.autocomplete.css

 ダウンロードしたファイルを前回同様、Aptanaプロジェクトの「lib/jquery/」に追加します。

図6 Aptanaプロジェクトの「lib/jquery/」に追加
図6 Aptanaプロジェクトの「lib/jquery/」に追加

 実行HTMLファイルのヘッダ部分に、以下のソースコードを記述してください。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 これでオートコンプリートプラグインを使用する準備が整いました。後は、オートコンプリート機能を追加したい入力フィールドに細工をします。「name」というidを持つinput要素にオートコンプリートを適用します。autocompleteArrayメソッドで、候補になる文字の配列を指定します。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

図7 Aptana上での実行結果
図7 Aptana上での実行結果

注意! 「 />」のワナに気を付けろ!

実は、

<div id = "message" />

と書いてあるHTMLに対して要素を取得するために

$("#message").html = "aaaa";

とコーディングすると、div以下のコンテンツが消えることがあります!! それを防ぐには、

<div id = "message"></div>

と書かなければいけません。単独のタグの終了は「 />」にするのが最近のHTMLでは当たり前ですが、そうするとJavaScriptのワナに引っかかることがあるので、注意が必要です。筆者も、何度もこのワナに引っかかっています……。


次回は、AjaxによるJSON形式のデータのやりとりの仕方

 今回は目的を持ってAjaxを使うこと。そのために覚えるべきjQueryの使い方や注意点をお話しましたが、いかがでしたしょうか。

 次回は、ユーザビリティを高めてユーザーの業務効率をアップさせるようなサンプルを通じ、AjaxによるJSON形式のデータのやりとりの仕方を解説する予定ですので、お楽しみに。

今回のポイント

  1. Ajaxを使うには目的をはっきりさせよう!
  2. $()の中で操作する対象をクエリーで指定できる
  3. HTMLを構造化文章として理解しよう!


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