「面接怖い」――上がり性のための面接克服法:理系学生のための「就活」お悩み相談室(1)(1/2 ページ)
年明け、いよいよ就職活動が本格化する。面接や自己分析などがうまくいかなくて、悩む場面も多くなるだろう。学生相談を担当するカウンセラーが、就活生の悩みに答える。
学生相談のカウンセラーをしている松浦と申します。これから、就職活動をしている学生の悩みについて、メンタル面で役立つアドバイスを紹介します。悩んでいるときはつらいものですが、悩んだ分だけ成長し、いい成果につながります。一緒に頑張っていきましょう。
さて、1月中旬は、エントリーした会社の面接が始まる頃です。学生の皆さんにとって、就職活動は初めての経験なので、最初はとても緊張すると思います。特に、人前で話すことが苦手な人の場合、面接を前に不安な気持ちになるのではいないでしょうか。
今日の相談:「上がり性なので、面接が怖くてたまらないです」
最近、教室を見ていると就職活動をする学生が増えてきています。しかし、自分は上がり性。人前ではできる限り話したくありません。 これまでも、ゼミ発表などをことごとく避けてきましたが、就職活動の面接は避けて通れません。どうすればよいですか?
(情報学部3年生 K.K君)
理系の学生さんは、ある特定の分野について、高い能力や深い興味、関心をお持ちですが、対人関係となると苦手意識を持つ場合が少なくないようです。人前で積極的に自己アピールする、それもかなり前向きに主張しなければならないとなると、気が引けてうまく話せなくなってしまいそうだ……という不安は、最もよく受けるご相談の1つです。
しかし、こうした学生さんも、緊張していない場面では自分の考えや関心事を上手に話せると思います。あなたの才能ややる気が、一度の面接で面接官に伝えられるよう、対応策をいくつかご紹介しましょう。
面接への苦手意識を克服するアドバイス
- 面接の前に:まずは考え方を変える。「失敗しても大丈夫」と思い込む
- 面接が始まったら:素直に「上がり性」と告白する
- 集団面接の時:話の量にこだわらない
- 面接を繰り返す中で:「上がり性は1つの個性」と割り切る
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